成田国際空港会社(NAA)は5月9日、2015年3月期の通期業績見通しについて、売上高1906億円(前期比4.5%減)、営業利益335億円(15.9%減)、経常利益271億円(18.7%減)、純利益165億円(17.2%減)と発表した。航空取扱量については、発着回数は23万4000回(3.3%増)、旅客数は3537万人(1.9%減)、貨物量は183万トン(7.8%減)、給油量は467万キロリットル(2.9%減)を見込む。
—記事の概要—
・発着は増加、旅客数は減少
・14年3月期は国際線新規就航や増便などで増収増益
発着は増加、旅客数は減少

15年3月期は減収減益見通しの成田空港=13年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
航空機発着回数はオープンスカイ効果による新規就航、国内線を中心としたLCC(低コスト航空会社)の増便や新規就航により