ドイツの特殊ガラスメーカー、ショットAGが開発した超高強度ガラス「センセーションカバー」を使用した旅客機客室用窓ガラスが、航空機客室内装を表彰する「クリスタル・キャビン賞(素材・部品部門)」を受賞したと、販売子会社のショット日本が4月14日に発表した。
この客室窓はショットが開発した「センセーションカバー」を使用したもので、独ディール・エアキャビン社と金属箔を使用した客室窓用積層強化ガラスを共同開発。従来品と比べ6割の重さで、燃料の節約やCO2(二酸化炭素)排出量削減につながるという。
「クリスタル・キャビン賞」は、ハンブルク市(自由ハンザ都市ハンブルク)の後援により、航空機の客室内装で優れた製品を表彰するもので、2007年に創設。2014年は素材・部品部門のほか、乗客快適性部門や工業デザイン部門など、計7部門で審査される。
ショットは4月8日から10日までドイツのハンブルクメッセで開催された「エアクラフト・インテリアズ・エキスポ2014」に、関連製品を出展した。
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