企業, 空港 — 2014年4月11日 12:24 JST

グーグル、セントレアと新千歳空港の図面「一般公開」

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 グーグルのメール共有サービス「グーグルグループ」で中部空港(セントレア)と新千歳空港の図面などが、インターネット上で誰もが閲覧できる状態になっていた。4月10日夜以降は非公開となっている。

グーグルにより一時図面が誰でもネットで閲覧できる状態にあったセントレア=12年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 セントレアを運営する中部国際空港会社によると、同空港はグーグルのオンライン地図サービス「グーグルマップ」で建物内の施設を表示する「インドアマップ」用として、グーグルに情報を提供している。

 インドアマップ上のレイアウトや店舗名、連絡先などの修正を依頼する際、グーグルの日本法人が修正窓口にあたるグーグルグループを指定。中部空港会社が図面などを添えて情報提供したところ、グーグル側が公開設定を誰でも閲覧できる「一般公開」に設定していた。

 両空港会社が提供した図面には、職員用通路なども記載されていた。中部空港会社では、「閲覧するにはグループ名の入力が必須で、検索エンジンで検索するだけではヒットしない状態だった」としている。

 国土交通省は全国の空港に対し、情報管理の徹底を指示した。

関連リンク
中部国際空港 セントレア
新千歳空港ターミナルビル

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