全日本空輸(ANA)は4月7日、オンライン語学研修会社のEFエデュケーション・ファーストと業務提携したと発表した。今後、客室乗務員を含む全社員約1万3000人向けの語学学習教材やオンライン語学研修の提供などで協力する。
EF社は1965年にスウェーデンで設立。2月開催のソチ五輪では、公式語学研修パートナーを務めた。ANAはEF社が開発した教材を使用し、社内のグローバル人材を育成する。
ANAでは、同社が航空会社向けの教育プログラムを持っていることや、世界最大規模で展開するオンライン語学研修の実績などを評価した。また、プライベートレッスンを3年間で1000人が受講。英語が必要になる部署の中で、受講者を選考する。
ANAは2014-16年度のグループ中期経営戦略で、国際線旅客事業の生産量を45%拡大する計画を発表しており、人材育成を急ぐ。
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