アメリカン航空(AAL)は4月2日、同社が加盟する航空連合ワンワールド・アライアンスの米国発国際線のシェアが、従来の約25%から30%に増加したことを明らかにした。
2013年12月にAALがUSエアウェイズ(AWE)を合併したことにより、AWEは3月末でスターアライアンスを脱退。4月からワンワールドに加盟した。AWEに加えてブラジルのTAM航空(TAM)も加盟したことにより、ワンワールドは150カ国982都市へ就航することになった。
AALによると、米国発国際線のシェアはこれまでユナイテッド航空(UAL)が加盟するスターアライアンスが約40%、デルタ航空(DAL)が加盟するスカイチームが約30%で、25%のワンワールドはもっとも低かった。
AWEとの合併で、新生AALは毎日6700便以上を運航し、57カ国・地域の340都市へ就航するようになった。