日本トランスオーシャン航空(JTA)は3月27日、ボーイング737-800型機を12機導入する方針を、25日開催の取締役会で決定したと発表した。2016年1月ごろに初号機を受領する見込み。
現在JTAは737-400を13機運航しており、5月に1機退役させて12機体制とし、16年から置き換えを始める。JTAが導入する737-800は最新の効率性向上パッケージ(PIP)を装備する予定で、内装はLED照明など787と同等のものを取り入れた「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用する。座席数は737-400の145席または150席に対し、737-800は165席程度となる。
5月を目途にボーイングと契約を締結する見通しで、JTAが調達機材を737 MAXに変更できる条項が含まれる。
JTAでは737 MAXの導入について、経済性などを見極めた上で決定したいとしており、7号機以降は737 MAXも検討していくという。
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