エアバスは3月27日、神戸製鋼所(5406)がA350 XWBの主脚部品を供給すると発表した。
主脚部品は神戸製鋼と関係会社の日本エアロフォージが製造。神戸製鋼はエアバス機の着陸装置サプライヤー、メシエ・ブガッティ・ダウティを通じて供給する。
エアバスは今後開発する機体などで、日本のパートナー企業を増やしたい考え。
現在A350は4機の試験機が約1200時間の飛行試験を行っている。同機は型式証明取得に向け、2500時間の飛行試験を実施する。
A350は2月末時点で世界40社から計824機の受注を獲得しており、2013年10月には日本航空(JAL、9201)がA350-900(メーカー標準の3クラス仕様で314席)を18機、A350-1000(同350席)を13機の計31機と、オプションで25機を購入する契約を締結した。同社のA350は2019年に就航予定。
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