ボーイングは現地時間3月17日、シアトル・ボーイングフィールドにある737型機を顧客へ引き渡す施設「737 コマーシャル・デリバリー・センター」(CDC)の拡張に着手したと発表した。2015年の完成予定で、広さが2倍になる。2017年からの737 MAXの引き渡し開始など、737の増産に対応する。
面積は9万平方フィート(約8361平方メートル)を上回り、3階建ての建物のほか、引き渡しや出発エリアを整備する。建物には、ボーイングフィールドを見渡せる窓を設ける。
737の生産レートは現在月産42機で、2017年には月産47機に増産する。CFMインターナショナル製エンジン「LEAP-1B」を搭載するエンジン換装型の737 MAXは、2017年から引き渡しを開始する。
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