ユナイテッド航空(UAL)は、ボーイング787型機の長胴型787-9を現地時間10月28日からメルボルン-ロサンゼルス直行便に導入する。週6往復の運航を予定している。
ロサンゼルスは同社のハブ空港の1つ。座席数と航続距離が増えた787-9を活用する。座席数はビジネス48席、プレミアムエコノミー63席、エコノミー141席の計252席。「ビジネスファースト」と名付けられたビジネスクラスは、就寝時に1.98メートルの水平なベッドになるフルフラットシートを採用している。
UALは787-8を19機、787-9を26機、787-10を20機の計65機の787を発注済み。日本路線では現在、成田-デンバー線と成田-ロサンゼルス線、関西-サンフランシスコ線に787-8を投入済み。
787-9のローンチカスタマーはニュージーランド航空(ANZ)で、同社へは今年中頃に初号機が引き渡される見通し。日本国内では、全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が30機、日本航空(JAL、9201)が20機発注済み。
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