スカイマーク(SKY/BC、9204)は、客室乗務員とグランドスタッフ(地上旅客係員)のスニーカー着用を4月14日から認める。これまでは黒色の革靴のみだったが、4センチ未満のソールであれば黒の単色のスニーカーも着用できる。

客室乗務員とグランドスタッフのスニーカー着用を認めるスカイマーク(同社資料から)
長時間の立ち仕事が多い職種のため、動きやすさや身体への負担軽減を考慮し、社員の声を反映した。
国内の航空会社では、2020年に就航した日本航空(JAL/JL、9201)が100%出資する中長距離国際線LCCのZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)が、制服としてスニーカーを採用。2024年から新ブランド「AirJapan」の運航を始めたANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のエアージャパン(AJX/NQ)も、ANAグループでは初めてスニーカーを認めている。
1998年に就航したエア・ドゥ(ADO/HD)は、客室乗務員が1999年12月まで1年間着用したサロペットの初代制服は、スニーカーとのコンビネーションだった。海外の航空会社では、香港エクスプレス航空(HKE/UO)やKLMオランダ航空(KLM/KL)がスニーカーを履くことを認めている。
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スカイマーク
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