エアバス, エアライン, 機体 — 2025年4月10日 19:35 JST

ルフトハンザ新会社、初の新造機 シティ航空がA320neo、年内7機追加導入

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 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)を中核とするルフトハンザ・グループは現地時間4月9日、グループ新会社のルフトハンザ シティ航空(LHX/VL)が初の新造機となるエアバスA320neo(登録記号D-AIJP)を導入したと発表した。同機の導入により同社の機材数は8機となり、年末までに15機体制に拡大する見通し。

ルフトハンザ シティ航空初の新造機となるA320neo(ルフトハンザ・グループ提供)

 シティ航空のA320neoは2クラス180席。新造機受領前はA319(2クラス150席)を4機、A320neoを3機の計7機を導入しており、いずれもグループ各社などで運航していた機材を活用している。年内はA320neoを7機追加導入する見通しで、このうち5機が新造機となる見込み。またA220-300を40機発注済みで、2026年末に初号機の受領を計画している。

 ルフトハンザ シティ航空は2022年春に設立。ミュンヘンを拠点とし、2024年6月24日に就航した。欧州の短・中距離路線を運航し、夏ダイヤからはバルセロナやパリ(シャルル・ド・ゴール)、ボルドーなど7都市を追加。現在は17都市に乗り入れる。

ルフトハンザ シティ航空初の新造機となるA320neo(ルフトハンザ・グループ提供)

ルフトハンザ シティ航空初の新造機となるA320neo(ルフトハンザ・グループ提供)

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