トキエア3号機ATR42、4/8・15に“慣らし飛行”

　トキエア（TOK/BV）は4月7日、新潟空港へ到着した3号機（ATR42-600型機、登録記号JA03QQ）のローカルフライトを8日と15日に実施すると発表した。機体の安全性維持を目的とした“慣らし飛行”で、乗客なしで飛行する。乗客ありの初便は29日に開催予定のチャーター便となる見通しで、当初は予備機としても使用するため、これより前に定期便に投入する可能性もある。

ローカルフライトを始めるトキエアの3号機ATR42（同社提供）

　訓練飛行の運航スケジュールは両日とも共通で、新潟を午前8時55分に出発し、午前9時15分に戻る。同社によると、今回のローカルフライトは機体やエンジンなどの安全性維持として飛行するもので、自動車などの「慣らし運転」に相当するものだという。

　トキエアの機材は、2024年1月31日の就航時から使用しているATR72-600型機（1クラス72席）が2機（JA01QQ、JA02QQ）と、ATR42-600（同46席）が1機の計3機。3号機は2日夜に新潟へ到着した。

　ATR42の座席数は46席。このうち前方12席は足元を広くしたという。29日に予定しているチャーターは新潟発着の遊覧飛行で、旅行会社KOKK（新潟・新発田市）の「ハミングツアー」として開催予定。ツアー名は「春の越後平野遊覧飛行」で、空港に集合するプランと、バスツアーをセットにしたプランを販売している（関連記事）。

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