日本航空(JAL/JL、9201)と傘下商社のJALUX(ジャルックス)は3月27日、人気メニュー「JAL特製オリジナルビーフカレー」の販売累計が100万食を突破したことを記念し、都内でイベントを開催した。ラウンジで必ずこのカレーを食べるという、俳優・ミュージシャンの松下奈緒さんが魅力を語った。

都内で開かれたイベントでJALのビーフカレーの魅力を語る松下奈緒さん=25年3月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
都内で開かれたイベントで、松下さんは「まずは最初に必ずいただいています」と、JAL便で海外へ向かう際はラウンジに立ち寄り、ほかにお目当てのメニューがあっても、まずはカレーを食べるという。

都内で開かれたイベントでJALのビーフカレーを食べる松下奈緒さん=25年3月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
「シンプルなんですけど、すごいいろんなお味がするんですよね。甘みもあるし、ちょっとスパイスも効いていて、ちょっと酸味もあったり。一番は大きいお肉がゴロゴロ入っていて、食べないと旅立てないなと思っています」と魅力を語った。
100万食以上を売り上げた通販のビーフカレーも購入している松下さんは、「1キロの袋の時にも買いました」と話す。現在は小分けされた状態で販売されているが、販売当初は1キロ入りの業務用サイズで提供されており、そのころから買い続けているという。
イベントのほか、カレーやこのカレーを生かした「カレーまん」など、JALUXが取り扱うオリジナル食品「JAL SELECTION(JALセレクション)」ブランドの商品を27日と28日の両日、東京・二子玉川の蔦屋家電で販売した。

販売累計100万食を突破したJAL特製オリジナルビーフカレー=25年3月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

当初は1kg入りの袋で販売していたJAL特製オリジナルビーフカレー=20年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JAL特製オリジナルビーフカレーは、羽田・成田の国際線JALラウンジで提供する人気メニュー。コロナの影響で国際線の9割が運休となり、ラウンジのカレーも行き場を失ったことで、2020年8月から販売を開始した。当初は1キロパックで販売していたが、2023年2月からは200グラムの個包装で販売。今年1月にはJR品川駅の改札内でも販売した(関連記事)。
JALは非航空系ビジネスを強化する一環で、JALUXを2022年3月に子会社化。今回のイベントを企画したJALのライフ・コマース事業部の中村健太郎部長によると、2022年4月に部が発足して以来、店舗でのイベントを初開催できたといい、今後も非航空系ビジネスを拡大していきたいという。
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