全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは、石川県立七尾特別支援学校の生徒とその家族を大阪・関西万博に招待する復興支援フライトを4月19日と20日に実施する。使用機材は大阪万博の特別デザイン機「EXPO2025 ANA JET」で、往復とも能登-関西線の臨時便を運航する。

ANAの「EXPO2025 ANA JET」をアピールするミャクミャク=24年12月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
万博の特別デザイン機「EXPO2025 ANA JET」(ボーイング737-800型機、登録記号JA58AN)は2024年12月12日に就航。万博とANAのシンボルカラーを組み合わせたデザインが特徴で、機内では万博のテーマに基づき、障がいのあるアーティストが手がけた紙コップや客室乗務員のエプロンなども使用している。
今回の復興支援フライトは「誰一人取り残さない学びの場を」と題した取り組みの一環で、石川県と大阪府泉南市の協力を得て実施する。関西行きNH2052便が能登を午後0時10分に出発し、午後1時25分着。能登行きNH2051便は午後4時15分に関西空港を出発して、午後5時20分に到着する。招待客約80人が関空に到着後、泉南市内で大阪府立すながわ高等支援学校の生徒とともにクロスチームと連携したデザインワークショップに参加し、翌日に万博会場を訪れる。
ANAは2025年の大阪・関西万博においてPRサプライヤーを務めている。
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