エアライン, 空港 — 2025年3月21日 23:50 JST

ヒースロー空港、変電所火災で大規模停電 21日は閉鎖で欠航・目的地変更

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 ヒースロー空港によると、空港に電力を供給している変電所で火災が発生した影響で、大規模な停電が発生しているという。この影響で、ヒースロー空港は現地時間3月21日午後11時59分(日本時間22日午前8時59分)まで閉鎖されており、羽田と同空港を結ぶ便にも影響が出ている。

大規模火災により閉鎖となっているヒースロー空港のウェブサイト

 日本とヒースローを結ぶ路線は現在、日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)の3社が運航しており、いずれも羽田発着。空港の火災は20日深夜に発生した。

 JALでは、羽田を21日午前1時20分に出発したJL41便(ボーイング787-8型機、登録記号JA836J)がヘルシンキへ目的地変更となり、羽田午前9時35分発のJL43便(エアバスA350-1000型機、JA06WJ)は羽田へ引き返しとなり午後4時16分に戻った。ヒースロー発は21日午前8時35分発のJL42便、午後6時30分発のJL44便が欠航になった。22日は、羽田午前1時発のJL41便が欠航、午前9時50分発のJL43便は運航を予定している。

 ANAでは、羽田を21日午前10時発のNH211便(777-300ER、JA795A)が羽田へ引き返し後欠航となった。ヒースロー発は21日午後7時発のNH212便が欠航となった。22日はNH211/212便ともに運航を予定している。

 BAでは、羽田を21日午前10時12分に出発したBA8便(787-9、G-ZBKE)はニューキャッスルへ目的地変更。午後1時15分発だったBA6便(787-8、G-ZBJH)は大幅な遅延となり、22日午前3時に出発してヒースローへ向かう予定になっている。ヒースロー発は21日午前9時5分発のBA7便が欠航になった。22日の出発便は羽田発BA8便、ヒースロー発のBA7便、BA5便が運航を予定している。

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