天草エアライン(AHX/MZ)は、3月26日まで全便欠航する。運航中の航空機が雷を受け、整備に時間がかかるため。

天草エアラインに貸出中のJACのATR42-600初号機=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
天草エアの機材は、仏ATR社製ターボプロップ機ATR42-600型機「みぞか号」(登録記号JA01AM)1機のみ。3月14日から4月24日までは定期整備で運航から外れており、現在は提携する日本エアコミューター(JAC/JC)の同型機(JA01JC)を天草のパイロットと客室乗務員が「共通事業機」として運航している。雷を受けたのはJAC機で、3月18日の天草発熊本行きMZ201便を運航中に起きた。
JAC機の整備作業はすでに始まっているが、天草エアによると損傷箇所の確認や修理方法の検討、修理作業期間の算出などに時間がかかっており、18日から26日までの9日間で計88便の欠航が決まった。
予約客に対しては全額払い戻しなどの対応を取っている。
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