企業, 機体 — 2025年3月18日 23:59 JST

JALUX、米BeauTechと航空機エンジンの調達・リース新会社設立 V2500とPW1100G

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 米BeauTech Power Systems(BPS)と日本航空(JAL/JL、9201)傘下の商社JALUX(ジャルックス)は、IAE製V2500-A5エンジンとPW1100Gエンジンの調達・リースを手掛ける合弁会社「BVJ Engine Holdings LLC」を設立することで合意し、契約を締結した。

航空機エンジンの調達・リースを手掛ける合弁会社を設立したBPSとJALUX(JALUX提供)

 新会社はテキサス州ダラスに拠点を構え、BPSとJALUXがそれぞれ50%ずつ出資。BPSのエンジンリース事業での実績やグローバルな顧客ネットワークと、JALUXのV2500とPW1100GエンジンのMRO(整備・修理・分解点検)関連データや取引情報、日本を含むアジアの顧客ネットワークを組み合わせ、独自の競争優位性を発揮する。

 当初は1億5000万ドルの商用アセット取得を目指す。

 BPSは2011年の設立で、リージョナル航空会社向けにGE製CF34エンジンやCFMインターナショナル製CFM56エンジンのリース事業を展開。世界各地の顧客にサービスを提供している。

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