空港, 解説・コラム — 2025年3月17日 14:50 JST

関空・山谷社長「必ず儲けてみせる」開港30周年式典

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 4月の大阪・関西万博開幕を前に、関西空港の第1ターミナル(T1)はリノベーション(改修工事)の「グランドオープン」を3月27日に迎える。これに先立ち、航空会社共用となる2つの新しい国際線ラウンジ、最上位の「KIX Lounge Premium(KIXラウンジ・プレミアム)」とメインの「KIX Lounge Kansai(KIXラウンジ・カンサイ)」や、新しい入国審査場が15日、関係者に公開された。

関空T1リノベーション完成と開港30周年を祝う式典で乾杯の音頭を取る関空議連前会長の二階俊博氏(中央)。写真左が関西エアポートの山谷佳之社長=25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1タミのリノベーションは、1994年9月4日の開港以来初の大規模改修で、2021年5月28日に着工。国際線旅客の受け入れ能力を年間3000万人、LCC専用の第2ターミナル(T2)と合わせると同4000万人に拡大する。

 15日はグランドオープンと開港30周年を祝う式典が開かれ、政府や自治体、航空会社、空港運営会社などの関係者約450人が招かれた。

関空T1リノベーション完成と開港30周年を祝う式典で「必ず儲けてみせる」と挨拶する関西エアポートの山谷佳之社長=25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 関西・伊丹・神戸の3空港を運営する関西エアポート(KAP)の山谷佳之社長は、15日の式典で「30年の歴史はチャレンジと苦悩の繰り返しだった。今度は失敗したくない。必ず儲けてみせる。必ず必ず儲けてみせて、私たちが利益を上げれば、関西経済界も、大阪も神戸も京都もみんな儲かるはずだ」とあいさつ。「次の30年は儲けて儲けて儲かる関西空港、伊丹空港、神戸空港であり、関西経済のためになるために歩みたい」と抱負を述べた。

関空T1リノベーション完成と開港30周年を祝う式典で祝辞を述べる大阪府の吉村洋文知事=25年3月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 来賓として出席した大阪府の吉村洋文知事は「国と国の競争はもちろんだが、これからは都市と都市の競争


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