JALとBA、フィンエアーが共同運賃　ビジネス割引は38万9千円から

　日本航空（JAL、9201）とブリティッシュ・エアウェイズ（BAW）、フィンエアー（FIN）は、日本と欧州を結ぶ路線で3社の運賃を共通化した。4月1日出発分から実施し、販売は2月4日から一部運賃を除いて開始している。いずれも燃油サーチャージや税金などが別途必要。

JALとブリティッシュ・エア、フィンエアーが日本−欧州路線の運賃を共通化＝12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　東京発ロンドン・ヘルシンキ行きの往復運賃の例では、ファーストクラスが250万8000円、ビジネスクラスは普通運賃が105万円から121万円、割引運賃が38万9000円から100万円。エコノミークラスは普通運賃が57万円から65万円で、割引運賃は5万円から65万円としている。

　また、3月30日から出発時間が昼間時間帯に変更となるBAWの羽田発ロンドン行きBA007/008便は、5月6日まで週6便で運航。7日からは1往復増の週7往復とし、デイリーで運航する。同便は3月29日まで、深夜早朝時間帯に週5往復で運航している。機材はボーイング777-200ER。

　JALは昨年10月、BAWとの共同事業（JV）にFINを追加するため、独占禁止法の適用除外（ATI）の認可を国土交通省から取得している。

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