エアライン — 2025年1月28日 13:15 JST

ジェットスター、成田-下地島運休 成田-マニラ増便=夏ダイヤ

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 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は1月28日、夏ダイヤ(3月30日から10月25日)の運航スケジュールを決定したと発表した。成田-マニラ線を増便する一方、成田-下地島と中部-マニラの2路線を運休する。

成田-下地島線などを運休するジェットスター・ジャパン=19年3月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運休する2路線のうち成田-下地島線は、2022年度から夏ダイヤのみの季節運航で、季節変動による需要低下により冬ダイヤは運休を続けてきた。2024年夏ダイヤが最終運航で、同路線は運休となる。

 もう1路線の中部-マニラ線は新型コロナの影響で2020年3月に運休したが、2023年3月26日に始まった同年夏ダイヤで3年ぶりに再開。2年間で再び運休することとなった。

 成田-マニラ線は現在1日1往復で、4月2日からは同2往復に増便となる。同社によると、需要動向により他路線の増便も検討していくという。

 ジェットスターの夏ダイヤ路線は国内18路線、国際4路線の計22路線。機材は19機のエアバスA320ceo(従来型A320、1クラス180席)と、2022年7月1日に就航したA321LR(同238席)が3機の計22機で運航する。

 国内18路線のうち成田路線は13路線、関西と中部は2路線ずつで、2024年夏ダイヤ期初の3月31日に新設した福岡-札幌(新千歳)線も運航する。このうち成田-福岡線が最多の1日最大9往復を運航し、同8往復の成田-札幌線が続く。

 国際線は成田-上海(浦東)、成田-台北(桃園)、成田-マニラ、関西-台北の4路線。成田-台北、マニラ、関空-台北の3路線は週最大14往復ずつ運航し、成田-上海線が週最大4往復となる。

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