受験シーズンが本番を迎えた1月29日、全日本空輸(ANA)は羽田空港第2旅客ターミナルの1階到着ロビーに「すべらない神社」を開設した。2009年から実施しており、今回で5回目。整備士が機体整備時に使用する「すべらない砂」を入れた「すべらないお守り」を、3日間で約3000枚配布する。
すべらない砂は「バルブ グラインディング コンパウンド」と呼ばれるもので、鉱物油に砂を混ぜたもの。整備士が航空機を整備する際、ねじを回す時に工具の先に付着させて使用している。
神社は第2ターミナル1階の到着出口2番付近に設置。29日は大田区羽田にある穴守稲荷の神主が、お守りの祈とうを行い、昨年暮れから今月にかけて国家試験に合格したANAグループの整備士らが利用者にお守りを配った。
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