台湾のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は、エアバスA350-900型機の台北(桃園)-ホーチミン線への投入を現地時間1月7日に始めた。また15日からはファーストクラスのサービスを開始した。
A350を投入するのは、台北を午前7時40分に出発するホーチミン行きJX711便と、ホーチミン午前11時40分発台北行きJX712便。同社のA350-900は4クラス306席(ファースト4席、ビジネス26席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー240席)で、投入前のA321neo(2クラス188席:ビジネス8席、エコノミー180席)から大型化した。
同社のA350は、台湾の航空会社としては現行機材に唯一のファーストクラスを設定する。ファーストとビジネスは、プライベート空間を確保するためのスライドドアを設けた個室タイプとなる。
スターラックスは日本路線にもA350を投入済み。ホーチミン線への投入に伴い、台北で乗り継ぐ成田・関西発ホーチミン行きのファーストクラス運賃の販売も始めた。
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スターラックス航空
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