マレーシア航空(MAS)は1月28日、クアラルンプール-ロサンゼルス線を5月2日から運休すると発表した。不採算路線の再編によるもの。
運休となるのは、成田経由で週4往復運航しているMH92/93便。機材はボーイング777-200型機を使用している。
アハマド・ジャウハリ・ヤハヤCEO(最高経営責任者)は「座席数の過剰供給、運賃値下げ競争による客単価の下落、の高運航コスト、燃料費高騰が要因」とコメント。MASによると、ロードファクター(座席利用率、L/F)は堅調だったという。
今後成田から米国へは、MASが所属するワンワールド・アライアンスのパートナーである日本航空(JAL、9201)やアメリカン航空(AAL)とのコードシェア便で対応する。
すでにロサンゼルス便を予約している利用者には、代替便へ振り替えるという。
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