羽田空港で1月9日午前9時23分すぎ、日本航空(JAL/JL、9201)の小松発羽田行きJL182便(ボーイング737-800型機、登録記号JA338J)が着陸後にパンクした。誘導路でタイヤを交換後、自走して第1ターミナルの7番スポットまで自走し、午前11時21分に到着した。国土交通省航空局(JCAB)によると、パンクの原因などは調査中だという。
JL182便は、乗客58人(幼児1人含む)と乗員7人(パイロット3人、客室乗務員4人)の計65人を乗せて小松を定刻より15分遅れの午前8時に出発。羽田のB滑走路(RWY22)には午前9時23分に着陸した。運航時のトラブルでけが人が出ると航空法上の「航空事故」に認定される場合があるが、パンクによるけが人はなかった。
国交省によると、B滑走路は午前9時23分から51分まで約30分閉鎖。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、B滑走路へ向かっていた到着機は午前9時27分以降、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)のミュンヘン発DLH714便(エアバスA350-900型機、D-AIXD)など計4便が着陸をやり直した。
この影響で、JALでは当該機で運航予定だった羽田発大分行きJL663便と、折り返しの大分発羽田行きJL668便の国内線2便が欠航となった。
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