現地時間12月25日、アゼルバイジャン共和国の首都バクーからチェチェン共和国の首都グロズヌイへ向かっていたアゼルバイジャン航空(AHY/J2)のJ2-8243便(エンブラエル190(E190)型機、登録記号4K-AZ65、1クラス106席)が、カザフスタン共和国のアクタウ市近郊に墜落した。同社によると乗客62人と乗員5人の計67人が搭乗しており、カザフスタン当局によると32人が救助されたという。
航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、J2-8243便はバクーのヘイダル・アリエフ国際空港を現地時間25日午前7時55分ごろ離陸。1時間の時差があるグロズヌイには同午前8時20分(アゼルバイジャン時間午前9時20分)に到着予定だったが、カスピ海沿岸にあるカザフスタンのアクタウ市近郊に現地時間午前11時30分ごろ墜落したとみられる。
カザフスタンの非常事態省によると、現場は空港から約3キロ離れた地点。午後0時5分に鎮火したという。
ロシアの航空当局は、バードストライクの可能性を示唆している。
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