中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)が発表した2024年11月実績の速報値によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は21%増の93万9938人だった。2019年同月比では16%減で、コロナ前の8割超えの回復が続いている。
旅客数の内訳は、国際線が前年同月比42%増(19年同月比26%減)の41万1100人で、3年7カ月連続で前年同月を上回った。国際線のうち日本人は27%増の15万8600人で、1年4カ月連続で10万人超え。外国人は53%増の25万2300人だった。国内線は9%増(7%減)の52万8838人で、3カ月ぶりに前年同月を上回った。
総発着回数は13%増(19%減)の7765回で、内訳は国際線が34%増の3126回、国内線は2%増の4639回だった。国際線のうち旅客便は39%増の2442回、貨物便は1%増の468回、その他が2.0倍の216回だった。
国際貨物取扱量は7%増(21%減)の1万1829トン、国内貨物取扱量は7%増の929トン、給油量は16%増の4万4598キロリットル、構内営業売上高は43%増(26%減)の26億600万円だった。
構内営業売上高のうち、免税店は55%増(40%減)の13億800万円。一般物販店は30%増の7億3800万円で、飲食店は36%増の5億6000万円だった。
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中部国際空港 セントレア
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