ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は、同社が販売する土産品を機内か到着空港で受け取れるようにする新サービス「AKIBA ZIP」(アキバジップ)を12月17日から始めた。同社便の利用客向けのサービスで、出国前の土産梱包(こんぽう)や持ち運びの手間を省き、手ぶら移動できるようにする。
土産品は和牛や米、カップヌードルなどかさばる商品のほか、菓子類、化粧品、衣類なども取り扱う。受け取り方法は商品により異なり、菓子や化粧品などの小物類は客室乗務員から機内で受け取る。受け取るタイミングなどは指定できない。
和牛や米などは、行き先により受け取り方法が異なる。米国行きを除く路線は、到着空港の手荷物引取所にある預け荷物を返却するターンテーブルで受け取る。
米国行き路線は成田第1ターミナル北ウィングにあるJAL ABCカウンターで商品を受け取り、チェックインカウンターで出発1時間前までに受託手荷物として預け入れる。和牛はチェックインカウンターで商品を確認後に手荷物として預ける。到着後、空港のターンテーブルで受け取る。
機内受取品は、すべてのZIPAIR便で利用できる。ターンテーブル受取品は成田出発便のみのサービスで、乗り継ぎ便は対象外となる。
ZIPAIRが販売する土産品は、オプショナルサービス選択画面で購入・確認できていたが、土産サービス専用サイト「AKIBA ZIP」の新設により、商品を一覧できるようにした。また2025年3月以降は、AKIBA ZIPで購入できるようにする。今後は商品の拡充も予定しており、訪日客や出国客へのサービス向上を図る。
・ZIPAIR、お米を日本みやげに あきたこまちと多古米を成田発便で販売(24年7月26日)
・ZIPAIR、A5和牛を成田発客に販売 米国・シンガポール行き(24年1月25日)