ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2024年10月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比10.6%増の67万5824人で8カ月連続で60万人を上回った。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は9.0%増の49億5267万5000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は11.1%増の39億3757万1000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.5ポイント上昇し79.5%だった。

10月の利用率が国際線79.5%、国内線79.2%だったANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
一方、国内線は旅客数が前年同月比8.3%増の358万6028人、ASKは2.9%増の36億5605万4000座席キロ、RPKは8.9%増の28億9381万1000旅客キロ、搭乗率は4.7ポイント上昇し79.2%となった。
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国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは