エアライン — 2024年12月9日 06:50 JST

空港施設、シンガポールのパイロット訓練施設で太陽光発電事業

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 空港施設(8864)の海外グループ会社であるシンガポールのAirport Facilities Asiaは、セレター空港のパイロット訓練施設で太陽光発電事業を12月から始めた。

空港施設傘下のAirport Facilities Asiaがパイロット訓練施設に設置した太陽光パネル(空港施設提供)

エアバス・アジア・トレーニング・センター=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 対象施設は、セレター空港の航空産業団地に保有するパイロット訓練施設。屋上に太陽光発電設備を設置し、入居するエアバス・アジア・トレーニング・センター(AATC)に売電を始めた。

 同設備で発電した電力の全量をAATCに供給。初年度の発電量は685MWを計画しており、24時間稼働している訓練施設が消費する総電力の約2割に相当するという。

 空港施設は、同じ地区にあるエンジン整備工場でも2023年5月から太陽光発電事業を展開しており、今回の事例は海外2例目となった。

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