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英国へビザなし渡航、ETA必須に 1/8から入国・乗継時

 日本から英国へ査証免除プログラム(Visa Waiver Program)で渡航する「ビザなし渡航」の場合、2025年1月8日から電子渡航認証システム(ETA)の申請が必要になる。入国のほか、乗り継ぎも対象になる。

25年1月から日本から渡航時にETAの申請が必要になる英国。写真はヒースロー空港=24年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ETAは、米国で2009年に導入されたESTAをはじめ、カナダ(eTA)や豪州(ETAS)、韓国(K-ETA)をはじめ、安全強化などを目的に導入されている。英国でETAの申請が必要になる渡航者は、6カ月以内の旅行、親族訪問、商用、留学などで、英国に入国せずに乗り継ぐ場合も必要になる。

 申請料は10ポンド(約1910円)で、審査日数は英国時間で3営業日以内、有効期間は2年間。有効期間内であれば入国回数の制限はないが、パスポートの有効期限が切れた場合は再申請が必要になる。日本国籍者の申請は11月27日から受け付けている。

 1月8日からは日本や米国など、欧州以外の査証免除国籍の渡航者がETA申請の対象となり、4月2日からは英国とアイルランドを除くすべての査証免除国に対象を広げる。

関連リンク
Check if you can get an electronic travel authorisation (ETA) [1](GOV.UK)
ETA(電子渡航認証) [2](在英日本国大使館)

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