国土交通省航空局(JCAB)は1月22日、エアバスA330-300型機に対して型式証明を交付した。これにより、スカイマーク(SKY、9204)が導入する英ロールスロイス社製トレント700エンジンを備えたA330-300は、JCABが定める基準を満たし、EASA(欧州航空安全局)によるA330の型式証明が日本でも承認されたことになる。

A330-300の型式証明書を交付する航空局の田村局長(左)と受領するエアバス・ジャパンのジヌー社長=1月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

A330-300の型式証明書を手にする田村局長(左)とジヌー社長=1月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
A330を日本の航空会社で導入するのは、SKYが初めて。座席数は271席で、シートはすべてシートピッチが広い「グリーンシート」を採用し、客室乗務員は就航記念キャンペーン用のミニスカートのワンピースと帽子を取り入れた新制服を着用する。
SKYはA330-300を10機発注済みで、