EC（欧州委員会）は、ルフトハンザ ドイツ航空（DLH/LH）を中核とするルフトハンザ・グループが進めている伊国営航空会社ITAエアウェイズ（ITY/AZ）の買収に関して、条件としていた一部発着枠を譲渡する航空会社を承認した。近距離路線は英LCCのイージージェット（EZY/U2）、長距離路線はブリティッシュ・エアウェイズ（BAW/BA）などを傘下に持つ英IAG（インターナショナル・エアラインズ・グループ）と、エールフランス航空（AFR/AF）とKLMオランダ航空（KLM/KL）を傘下に持つエールフランス-KLMグループの合わせて2グループへの一部譲渡を買収の条件とした。
リナーテ空港に並ぶITAエアウェイズの機体＝24年12月4日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ITAエアウェイズの買収は、ルフトハンザ・グループとイタリア経済財政省（MEF）が進めている。ECは買収の条件として、