中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)が発表した2024年10月実績の速報値によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は15%増の93万5372人だった。2019年同月比では19%減で、コロナ前の8割超えの回復となった。
旅客数の内訳は、国際線が前年同月比46%増(19年同月比30%減)の39万6000人で、3年6カ月連続で前年同月を上回った。国際線のうち日本人は35%増の14万2500人で、1年3カ月連続で10万人超え。外国人は54%増の25万3500人だった。国内線は1%減(9%減)の53万9372人で、2カ月連続で前年同月を下回った。
総発着回数は8%増(19%減)の7937回で、内訳は国際線が31%増の3194回、国内線は4%減の4743回だった。国際線のうち旅客便は48%増の2581回、貨物便は24%減の442回、その他が60%増の171回だった。
国際貨物取扱量は10%増(34%減)の1万1137トン、国内貨物取扱量は31%減の724トン、給油量は6%減の4万639キロリットル、構内営業売上高は45%増(24%減)の26億1700万円だった。
構内営業売上高のうち、免税店は64%増(37%減)の13億6700万円。一般物販店は23%増の6億9200万円で、飲食店は35%増の5億5800万円だった。
関連リンク
中部国際空港 セントレア
・中部空港24年4-9月期、最終黒字2期連続 通期は上方修正(24年11月16日)
・国交省、中部空港の代替滑走路整備で公聴会 12/17開催(24年11月15日)
・中部空港、開港20周年ロゴ キャッチフレーズは社員公募(24年10月28日)
・中部空港、総旅客86万人 国際線3カ月ぶり40万人割れ=9月実績(24年10月28日)
・中部空港、総旅客535万人 コロナ前8割弱に回復=24年度上期(24年10月26日)