エアバスは現地時間11月5日、エチオピア国営のエチオピア航空(ETH/ET)がA350-1000型機の初号機(登録記号ET-BAW)を受領したと発表した。アフリカの航空会社が同型機を受領するのは初めて。
エチオピア航空はA350-1000を4機発注済み。座席数は2クラス395席で、ビジネスクラス46席、エコノミークラス349席となり、エンジンはロールス・ロイス製Trent XWB-97を搭載している。首都アディスアベバのボレ国際空港を拠点に、ワシントンD.C.、ロンドン、パリ、フランクフルトなど主要都市を結ぶ路線に投入される見通し。
現在、エチオピア航空はA350ファミリーを21機保有。今後数年間で14機のA350が引き渡される予定で、11機が標準型のA350-900、3機が長胴型のA350-1000となる。A350-1000はA350-900と運航上の共通点が多く、パイロットや整備士の訓練や整備プロセスが簡素化される。
また、エアバスの新しい衛星通信接続ソリューション「HBCplus」を導入した。
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