日本航空(JAL/JL、9201)が11月1日に発表した2024年4-9月期(25年3月期第2四半期)連結決算(IFRS)は、純利益が前年同期比19.1%減の498億7800万円だった。売上収益は2010年1月の経営破綻後では最高を記録した。2025年3月期の通期連結業績予想は据え置き、純利益は前期(24年3月期)比4.7%増の1000億円を目指す。
—記事の概要—
・FSC
・LCC非航空
・財務為替
・25年3月期通期予想
*ANAHDの4-9月期決算はこちら。
FSC
4-9月期の売上収益は9.9%増の9018億1700万円、本業のもうけを示すEBIT(財務・法人所得税前利益)は6.1%減の856億8700万円と、増収減益となった。経営破綻後最高を記録した売上収益は、航空・非航空事業とも前年同期を上回った。
営業費用は11.9%増の8243億円で、EBITマージンは1.6ポイント低下し9.5%。費用のうち燃油費は13.1%増の1923億円、整備費は16.6%増の703億円、人件費は11.1%増の174億円だった。
売上収益のうち、JALを中核とするFSC(フルサービス航空会社)事業が
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