ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の2024年4-9月期(25年3月期第2四半期)の売上高は前年同期比5.8%増の712億円で、ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.1ポイント上昇し86.3%だった。
旅客数は0.9%減の464万1000人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は3.3%増の62億3400万座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は3.4%増の53億8000万旅客キロ。売上高をASKで割ったユニットレベニューは2.4%増の11.4円、RPKで割ったイールドは2.4%増の13.2円で、旅客数で割った単価は6.8%増の1万5358円となった。
旺盛な訪日需要を取り込むため、機材を国際線へ重点的に振り分けたことなどから、旅客数は国内線が減少したものの国際線は増加。収入は前年同期を上回った。
ピーチはANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のLCC。下期の計画は、旅客数が前年同期比3.1%減の451万9000人、L/Fは1.9ポイント低下し85.1%を想定し、通期では旅客数が2.0%減の916万人、L/Fが0.9ポイント低下し85.7%を見込んでいる。
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