エアライン, 需要, 需要実績 — 2024年11月1日 07:54 JST

JTA、旅客12.7%増146万人 利用率69.7%=24年度上期

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 日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)と琉球エアーコミューター(RAC)、日本航空(JAL/JL、9201)沖縄支店、日本エアコミューター(JAC/JC)による、2024年度上期(4月1日から9月30日まで)の輸送実績速報値によると、JTAの旅客数は146万8629人(前年同期比12.7%増)、提供座席数は210万6060席(3.9%増)、ロードファクター(座席利用率、L/F)は69.7%(5.4ポイント上昇)だった。

24年度上期の利用率が69.7%だったJTA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 4社合計では、旅客数が343万3156人(6.3%増)、提供座席数が453万1364席(2.9%増)、L/Fは75.8%(2.4ポイント上昇)だった。

 JALの沖縄路線は、旅客数が170万1018人(2.8%増)、提供座席数は204万16席(2.8%増)、L/Fは83.4%(前年同期並み)。路線別のL/Fは、羽田-那覇線が83.4%(0.9ポイント低下)、伊丹-那覇線が82.1%(2.4ポイント上昇)だった。

 JALとJTAが運航する羽田発着路線のうち、羽田-石垣線は旅客数が13万3676人(16.3%増)、提供座席数は16万1824席(6.1%増)、L/Fが82.6%(7.2ポイント上昇)。宮古線は旅客数が7万979人(12.1%増)、提供座席数は7万9965席(5.7%増)、L/Fは88.8%(5.1ポイント上昇)だった。

 JTAとRACの2社が運航する路線のうち、那覇-宮古線は旅客数が33万4249人(14.1%増)、提供座席数は49万5525席(4.2%増)、L/Fが67.5%(5.9ポイント上昇)。那覇-石垣線は、旅客数が26万7207人(12.7%増)、提供座席数は42万7190席(3.6%増)、L/Fが62.5%(5.0ポイント上昇)だった。

 RACの利用実績は、旅客数が23万68251人(4.5%減)、提供座席数が35万950席(2.6%減)、L/Fは67.5%(1.3ポイント低下)となった。

 JACの利用実績は、旅客数が2万6684人(10.2%増)、提供座席数は3万4338席(5.8%増)、L/Fは77.7%(3.1ポイント上昇)だった。

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