エアバス, 機体 — 2024年10月31日 13:55 JST

エアバス、シェーラー民間航空機CEO退任へ 後任は独MTUワグナーCEO

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは現地時間10月30日、民間航空機事業のクリスチャン・シェーラーCEO(最高経営責任者)が退任すると発表した。後任には独MTUアエロエンジンズCEOのラーズ・ワグナー氏が就任する。ワグナー氏は2025年12月31日までMTUのCEOを務め、その後シェーラー氏の後任に就く。

退任するエアバスのシェーラー民間航空機事業CEO=17年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

エアバス民間航空機事業CEOに就任するMTUのワグナーCEO(MTU提供)

 ワーグナー氏は1975年生まれの49歳。以前はエアバスに所属しており、海外勤務を含む管理職を歴任した。その後MTUへ移り、2023年1月からは同社CEOを務めている。

 シェーラー氏は1984年にエアバスへ入社。グループ防衛宇宙部門のエアバス・ディフェンス・アンド・スペースを中心に要職を務め、2016年にエアバスと伊アレニア・アエルマッキの共同事業体で、ターボプロップ機を手掛けるATRのCEOに就任した。現職は今年1月から務めている。

関連リンク
Airbus
MTU Aero Engines

JAL、エアバス機31機正式発注 A350-900追加と初導入A321neo(24年7月28日)
エアバス、民間機CEOにクリスチャン・シェーラー氏(23年9月27日)
エアバス、最高営業責任者にATRシェアラー前CEO(18年9月18日)
「リージョナルジェットより景色も燃費も良い」特集・ATRシェーラーCEOに聞く日本戦略(17年11月14日)
ATR、新CEOにシェーラー氏(16年10月19日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post