エアバスは現地時間10月30日、サウジアラビアの新航空会社リヤド航空(RXI/RX)がA321neoファミリー60機を確定発注したと発表した。同社がエアバス機を発注するのは初めて。
リヤドで開催された「フューチャー・インベストメント・イニシアティブ(FII)」で契約を締結。調印式には、サウジアラビア公共投資基金(PIF)のヤシル・ルマイヤン総裁、リヤド航空のトニー・ダグラス会長、エアバスのクリスチャン・シェーラー民間航空機部門CEO(最高経営責任者)、同社民間航空機部門営業担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントのブノワ・ド・サンテグジュペリ氏が出席した。
リヤドでは2030年に万博が開催される予定で、サウジアラビア政府は観光分野へ8000億ドル投資するなど、観光を長期的な経済成長計画の柱としている。新興のリヤド航空は2025年に就航する見通しで、現在受領済みの機体はボーイング787-9型機が1機(登録記号HZ-ARA)となる。今年7月にはデルタ航空(DAL/DL)との提携を発表した。
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