スカイマーク(SKY/BC、9204)は10月30日、国内最大級の顧客満足度調査「2024年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内線を運航する航空会社8社を対象とした国内航空部門で1位を獲得したと発表した。国内線に新幹線を加えた国内長距離交通部門でも1位となり、4回目の首位を3年連続で獲得した。
同調査は、公益財団法人・日本生産性本部サービス産業生産性協議会が実施。顧客満足のほか、顧客期待(利用時の期待・予想)、知覚品質(利用した際の品質評価)、知覚価値(価格への納得感)、ロイヤルティ(継続的な利用意向)、推奨意向(他者への推奨)の6項目に加え、経営目標に活用しやすい感動指標(利用時の感動・驚きなど)、失望指標(利用時のがっかり・苦痛など)、CSR指標(自然環境や消費者保護など)の3指標の計9項目を設定し、各項目を10点満点の複数設問で調査する。すべてが満点の場合を100点、すべて最低点の場合は0点として、業界や企業を多面的に評価する。
スカイマークは、航空会社と新幹線による13企業・ブランドを対象とした国内長距離交通部門の6項目のうち、顧客満足とロイヤルティの2項目で1位を獲得した。2項目のうち顧客満足が77.2点で最も高く、72.7点のロイヤルティが続いた。
顧客満足の2位はソラシドエア(SNJ/6J)で76.8点、3位はスターフライヤー(SFJ/7G、9206)で76.4点だった。4位は日本航空(JAL/JL、9201)で75.6点、5位は全日本空輸(ANA/NH)で74.4点、6位は東北新幹線で74.1点、7位はエア・ドゥ(ADO/HD)と九州新幹線で、同点の73.7点だった。
国内の航空会社で調査対象となったのは、ランクインした6社のほかピーチ・アビエーション(APJ/MM)とジェットスター・ジャパン(JJP/GK)。新幹線は東北と九州のほか、東海道と山陽、北陸を合わせた5つが対象になった。
調査期間は8月21日から9月6日までで、インターネット・モニターを用いた調査が行われた。回答依頼は1人1企業・ブランドで、総回答者数は2万5100人だった。
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