成田国際空港会社(NAA)の2024年度上期(4-9月期)運用状況速報値によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は20%増の1992万5519人だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)前の2019年同期と比較すると12%減だったものの、9割近くまで回復した。このうち、訪日客は初めて1000万人を超え、年度上期の過去最高を記録した。総発着回数は前年同期比16%増(10%減)の12万2000回で、4期連続で前年同期を上回った。

24年上期の訪日客がコロナ後初の1000万人超えとなった成田空港=24年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
旅客数は国際線が