ジェットスター・ジャパン、片岡社長退任へ　後任は田中執行役員

　ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）は10月28日、片岡優社長が12月31日付で退任すると発表した。後任には構造改革室長で人事・IT統括の田中正和執行役員が、2025年1月1日付での就任を予定する。

退任するジェットスター・ジャパンの片岡優社長（左から2人目）と新社長に就任する田中執行役員（右から2人目）＝22年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　田中氏はジェットスター・ジャパン設立当初の2012年に入社。現在は人事やIT、財務、法務など、複数の機能を統括する。同社によると、片岡社長は退任後も移行がスムーズに運ぶよう当面の間サポートするという。

　片岡社長はアンセット・オーストラリア航空（AAA/AN）やニュージーランド航空（ANZ/NZ）を経て、2006年8月に、ジェットスター航空（JST/JQ）グループへ入社。ジェットスター航空の日本支社長を歴任後、2015年4月1日からジェットスター・ジャパンの会長を務めた。同社は鈴木みゆき前社長が辞任した2015年4月以降、社長職は置いていなかったが、2017年9月8日に片岡氏が社長に就任した。

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