日本航空(JAL/JL、9201)とタイのJ VALUEは10月17日、日本産生鮮品を扱うバンコクの卸売市場「トンロー日本市場」で、日本の農水産品輸出を拡大する新たな協業を始める基本合意書を締結したと発表した。

新体制となったトンロー日本市場=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

基本合意書を締結するJ VALUEのユパレット・エトラパカル代表取締役(左)とJALの梅原秀彦・貨物郵便本部事業推進部長(JALの資料から)
トンロー日本市場は2018年6月9日に、タイ初の日本生鮮卸売市場として「バンコクの青山」とも言われるスクンビット・トンロー地区にオープン。これまでのJ VALUEは、JAL傘下のJALUX(ジャルックス)が中心となって事業を進め、日本のスタッフを中心に現地の日本人シェフ向けを中心とした事業展開を行ってきた。今後はタイ在住の日本人向けに加えて、タイのニーズに応じた展開を図るため、現地でエンターテインメント事業を展開するGYu Creativeが出資比率