ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2024年10月12日 08:25 JST

ボーイング、従業員10%削減 777Xは26年に納入延期、767Fは27年生産完了

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 ボーイングのケリー・オルトバーグ社長兼CEO(最高経営責任者)は現地時間10月11日(日本時間12日)、全従業員にメッセージを送った。ストライキの長期化に伴い、従業員の削減など構造改革が不可欠であることをはじめ、開発中の次世代大型機777Xの納入開始が2026年に遅れること、767F貨物機の民間向け新造を2027年に終えることなどを伝えた。人員削減は全従業員の約10%にあたり、約1万7000人規模になる見通し。

777Xの納入開始を26年に延期するボーイング=22年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 777Xは、開発上の課題に加えて、不具合発覚で飛行試験が一時中断したことや、現在も作業停止が続いているため、2025年度の納入開始を断念。引き渡し開始が2026年になる見込みであることを


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