日本航空(JAL/JL、9201)は10月7日、国際線の乗客にA5ランクの和牛を販売する新サービスを始めた。羽田・成田発の米国・シンガポール行きが対象で、輸出時に必要な検疫手続きをJALが代行し、JA全農ミートフーズ(東京・港区)とともにサービスを提供する。同サービスは傘下LCCのZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)も導入済みで、米国やアジアからの訪日客や、現地の商談相手などに人気のある和牛の売り込みを強化する。

「JAL和牛お土産サービス」で販売する(左から)米国向けブロック、シンガポール向けステーキ、スライス肉=24年10月7日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
—記事の概要—
・オンライン注文→空港で手荷物預け入れ
・課題は多言語対応
オンライン注文→空港で手荷物預け入れ
新サービス「JAL和牛お土産サービス」で販売するのはA5ランクの鹿児島黒牛と北海道和牛で、JA全農が調達した和牛を提供する。搭乗便の出発