宮崎空港で10月2日午前8時ごろ、誘導路が陥没しているのが見つかり、完全確認のため滑走路が閉鎖されている。2日の宮崎空港発着便は全便欠航となった。
誘導路の陥没は、不発弾が原因の可能性があるとして、陸上自衛隊が佐賀県の目達原駐屯地の不発弾処理隊を派遣。米軍が第2次世界大戦中に投下した不発弾とみられる。
宮崎空港に乗り入れている航空会社のうち、全日本空輸(ANA/NH)では、2日は羽田-宮崎線など国内線23便が欠航し、約1800人に影響。3日も航空機の手配がつかないため、宮崎発伊丹行きNH502便が欠航となり、約90人に影響が生じる見込み。
日本航空(JAL/JL、9201)では、羽田-宮崎線など国内線13便が欠航。790人に影響が出る見通し。
宮崎空港にはANAやJAL、ソラシドエア(SNJ/6J)、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)、オリエンタルエアブリッジ(ORC、NGK)の国内線が乗り入れており、国際線はアシアナ航空(AAR/OZ)、チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が就航している。
2日の滑走路閉鎖は午後9時30分までを予定している。
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