空港, 需要, 需要実績 — 2024年9月27日 05:55 JST

中部空港、総旅客100万人超え コロナ後初=8月実績

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)が発表した2024年8月実績の速報値によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は22%増の105万4023人で、新型コロナ流行前の2020年1月以来4年7カ月ぶりに100万人を上回った。2019年同月比では21%減で、コロナ前の8割近くまでの回復が続いている。

8月の総旅客数がコロナ後初めて100万人を突破した中部空港=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 旅客数の内訳は、国際線が前年同月比62%増(19年同月比35%減)の43万4300人で、3年4カ月連続で前年同月を上回り、2カ月連続で40万人を突破した。国際線のうち日本人は44%増の17万3100人で、1年1カ月連続で10万人超え。外国人は77%増の26万800人だった。国内線は4%増(8%減)の61万9723人で、4カ月ぶりに前年同月を上回った。

 総発着回数は16%増(18%減)の8458回で、内訳は国際線が52%増の3260回、国内線は1%増の5198回だった。国際線のうち旅客便は73%増の2668回、貨物便は12%減の436回、その他が46%増の156回だった。

 国際貨物取扱量は23%増(28%減)の1万460トン、国内貨物取扱量は29%減の792トン、給油量は5%増の4万3068キロリットル、構内営業売上高は56%増(29%減)の29億1300万円だった。

 構内営業売上高のうち、免税店は82%増(44%減)の14億1700万円。一般物販店は35%増の8億5700万円で、飲食店は42%増の6億3900万円だった。

関連リンク
中部国際空港 セントレア

中部空港、誘導路灯廃材から社員手作り小物グッズ 空の日イベント限定発売(24年9月24日)
中部空港、自動運転車いす「WHILL」正式導入 T2で10/1から、地域初(24年9月17日)
トキエア、新潟-中部9/27就航 3路線目(24年9月13日)
中部空港にロイホ、9/13オープン 限定の名古屋めしも(24年9月5日)
中国国際航空、中部-北京10/27増便 1日1往復に(24年9月4日)
中部空港、国際線40万人超えコロナ後初 総旅客90万人超=7月実績(24年8月26日)