沖縄県と那覇港管理組合(管理者・仲井眞弘多沖縄県知事)は1月9日、那覇空港第2滑走路増設に向けた埋め立て申請を承認した。事業者となる内閣府沖縄総合事務局が提出していたもので、2020年3月31日の供用開始を目指す。
第2滑走路は長さ2700メートル、幅60メートル。今月から着工し、19年12月に工事を終える計画で、総事業費は約1993億円を見込む。
13年度予算は137億円で、このうち130億円が国費。16年度予算案は347億円で、国費は330億円となる見通し。
現在の第1滑走路は3000メートルで、12年度の旅客実績は国内線1481万人、国際線60万人で過去最高を記録。1月現在、国内線は羽田や福岡、中部、関西、成田、石垣、宮古など1日145往復、国際線は台北や香港、上海など週62往復、貨物は成田や上海、香港、青島など週60往復が就航している。
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那覇空港旅客ターミナルビル