9月15日から21日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、米国政府による日本政府への空中給油・輸送機KC-46A「ペガサス」売却承認の記事でした。

空自のKC-46A(空自提供)
第1位 米政府、日本へKC-46A最大9機売却承認 [1]
米国は現地時間13日(日本時間14日)に、最大9機のKC-46AをFMS(対外有償軍事援助)により日本へ売却することを承認。推定41億ドル(約5775億円)に及ぶものですが、KC-46Aは不具合を抱えている点が懸念材料です。
KC-46Aがどのような機体で、原型となったKC-767との違い、具体的な問題点などの解説記事 [2]も第7位にランクインしました。ネットでよくみられる出所が不確かな情報ではなく、米国政府などの公式書類を確認してまとめた記事です。
・空中給油の肝・遠隔視認システム改善は2026年か 特集・KC-46Aが抱える”持病”のいま [2]
報道機関が記事を出す以上、「裏取り」はごく当たり前のことですが、最近はそうではない自称「記者」「ジャーナリスト」による“記事”が増えているように感じ、読者の知る権利を守り続ける上で憂慮すべき事態です。われわれは読者の代わりに取材し、情報収集・精査する立場にあり、他人のふんどしで仕事をすることは許されない立場にあります。