- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JAL、空港車両をミニチュア玩具に ガシャポン全5種、黄色いコンテナも

 日本航空(JAL/JL、9201)は9月12日、空港で使う特殊車両「GSE(航空機地上支援車両)」などを再現したミニチュア玩具を販売すると発表した。バンダイ(東京・台東区)と共同開発し、GSEのほか機体を再現したものなど全5種類を用意。同日からオンラインで予約販売する。今回の玩具販売を通じ、グランドハンドリング(グラハン、地上支援)業務の認知度向上を図りたい考え。

JALとバンダイが共同開発したGSEなどを再現したミニチュア玩具「JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション」(JAL提供)

 「JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション」は、▽エアバスA350-900型機▽乗降時に使用する「パッセンジャーステップ車」▽航空機誘導(マーシャリング)時に使うパドルと誘導灯、ヘルメット▽貨物コンテナと牽引(けんいん)するトーイングトラクター、の4種類に加え、7000台ある国内線用の貨物コンテナのうち、1つだけある黄色いコンテナを「レアアソート」として、トーイングトラクターとセットにする。

 ガチャガチャと回すタイプのカプセル玩具自動販売機「ガシャポン」で12月から販売する。9月12日からはインターネット上でガシャポンを回す「ガシャポンオンライン」でも予約を受け付け、12月に発送する。1回500円で、種類は選べない。ガシャポンオンラインによると各アイテムの割合は、機体とパッセンジャーステップ車、パドルなどのセットが25%ずつ、通常のコンテナが20%、黄色いコンテナが5%だという。

「JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション」で販売するA350のミニチュア玩具(ガシャポンオンラインから)

「JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション」で販売するパッセンジャーステップ車のミニチュア玩具(ガシャポンオンラインから)

「JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション」で販売するパドルと誘導灯、ヘルメットのミニチュア玩具(ガシャポンオンラインから)

「JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション」で販売する通常の貨物コンテナとトーイングトラクターのミニチュア玩具(ガシャポンオンラインから)

「JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション」で販売する黄色い貨物コンテナとトーイングトラクターのミニチュア玩具(ガシャポンオンラインから)

関連リンク
JAPAN AIRLINES ミニチュアコレクション [1](ガシャポンオンライン)
日本航空 [2]

JALとセコマ、新千歳の空港車両にバイオディーゼル燃料 TTなど11台 [3](24年8月23日)
JAL、国内初の電動トーイングカー CO2ゼロで737けん引、那覇空港 [4](24年8月20日)
ANAとJAL、グラハン7資格を相互承認 地方10空港でマーシャリングや牽引など [5](24年5月14日)
空港グラハン協会、初の学生向け職場見学会 人手不足解消へ、産学連携深化 [6](24年5月9日)
JAL、退役777国内で解体 取り下ろし部材に“ストーリー性”、ガチャなど新たな商品に [7](22年11月9日)